家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の累計出荷台数1千万台突破を祝う記念式典が15日夜、都内のホテルで行われた。
式典に登壇した一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターの小宮山宏理事長は、「エコキュートは潜在的な市場があり、1千万台はあくまで通過点。今後まだまだ大きな伸びしろがある」と強調した。
(電氣新聞2025年5月19日掲載記事より引用)
環境省の調査によると、家庭からの二酸化炭素排出量のうち、給湯器による排出量が24.1%と最も多く、そのうちガスや石油給湯器からエコキュートに乗り換えることで、排出量を6割程度抑えることができるとされています。エコキュートは、空気の熱を利用して効率的に熱を生成するため、従来の給湯器に比べて省エネ効果が高いのです。
家庭からのCO2排出量について、環境省は、「照明や家電製品の使用」が47.5%と最も多く、給湯器が24.1%で2番目に多いと発表しています。
エコキュートは、電気ヒートポンプ式給湯器の一種で、省エネ効果が高く、地球温暖化対策に貢献するとされています。